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プロが教える！エアコン大掃除方法
みなさんエアコンのお掃除はしていますか？
フィルターに汚れが溜まると、ホコリやカビが風に乗って部屋の中へ充満してしまいます。
肺炎やアレルギー症状がでて健康被害がでたり、
ホコリで詰まって効率が悪くなるので、電気代が余分にかかったりお財布にも優しくないですね。
掃除をしないと・・・
・異臭の原因になる
・費用がかかる
・健康被害を引き起こす
上記のような事があげられます。
業務用エアコンは飲食店や店舗、オフィスなどに多く設置されておりますが、異臭がしたり、健康被害が起こったりしたら大問題ですね。
月に1回のフィルターのお掃除をお勧めいたします。
お掃除の方法は？
1.まず最初にブレーカー落としましょう。
電源が入ったままだと、感電や漏電のおそれがあります。
2.エアコン内部のフィルターを取り出しましょう。
吸込グリルを外し、フィルターを取り出します。
この吸込グリルは、押して開くもの、タブを引いて開けるものなどあります。
押すタイプの物を引っ張って無理に開けてしまうとツメが折れて
元に戻らなくなりますので、気を付けましょう。
天井埋込カセット形4方向や、床置形、壁掛形など様々な型式がありますので
取扱説明書を確認してから作業してください。
無理に引っ張ったりすると壊れてしまいますので注意してくださいね。
3.取り出したフィルターを洗いましょう。
水洗いの前にフィルターのホコリが多く付着している面から掃除機で吸い取っていきましょう。
ホコリが付着している面の裏側から水をかけ優しく洗ってください。
汚れがひどい場合は、中性洗剤（食器洗剤など）で洗いましょう。
ブラシや古い歯ブラシなど使用する場合は、強くこすらず撫でるようにしてください。
4.フィルターはしっかり乾燥させましょう。
フィルターが濡れている状態でエアコン内部に戻すと、カビの原因になります。
室外で乾燥させる際は直射日光を避け、日陰で干してください。
直射日光に当て続けると変形の恐れがあります。
タオルで拭く際は優しく押し当てて水分を取り、ドライヤーで乾かしてください。
ドライヤーは冷風を使うようにしましょう。
5.しっかり乾燥したらエアコンに戻しましょう。
フィルター掃除が終わったらブレーカーを戻して、送風運転を30分ほどしてください。
外側も優しく水拭きしてください。頑固な油汚れやヤニがついている場合は
ぬるま湯に中性洗剤を少量入れた洗浄液をタオルに含ませ、固く絞ったタオルで拭いてください。
やわらかいタオルで掃除することがポイントです。
仕上げに水拭きして完了です。
ご自分で出来る掃除は以上になります。
内部の掃除は？
エアコン内部の掃除は、ご自身で行わないようにしましょう。
専門知識がないまま部品を取り外したり、内部に液剤をまいたりすると故障の原因になりかねません。
内部の構造は複雑になっており、部品は触っていけないものもあります。
壊れたら直せなく、エアコン自体取替えになってしまう事もありますので、
専門知識のあるクリーニングのプロ(専門業者)に依頼しましょう。
クリーニングの頻度は？
使用している設置環境によります。
飲食店（油汚れ）、美容院、24時間営業の店舗 1年に1回
オフィス、事務所 5年に1回
病院、倉庫、施設 5年に1回
店舗、工場 3年に1回
目安の年数になっていなくても、異臭や効きが悪いなど感じた場合は、
エアコン内部のクリーニングを検討してください。
ご自身で出来るところはフィルター、外側になりますが、こまめにお掃除をすれば
汚れによる故障は避けられますね。
業務用エアコンは安い買い物じゃありません。
年々高くなっているのが現状です。
お掃除をすることにより、コストも病気も抑制できます。
気持ちよく新年を迎えられるよう、これからお掃除をしてみてはいかがでしょうか。
