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お悩み解決Q&A【vol.1】事務所の広さと業務用エアコンの馬力選び。失敗しないためのポイントとは?

2026年01月29日

Q:事務所の広さが〇〇平米なのですが、何馬力が必要ですか?

A: 事務所の面積(平米)だけで決めるのは危険です。
「用途」と「熱源」を考慮して選ぶのが正解です。

一般的に、事務所であれば 10㎡あたり約1.5kW〜2.0kW(約0.5馬力〜0.8馬力) が目安となります。
しかし、以下の要素で必要な馬力は大きく変わります。

OA機器の数: サーバーや大型複合機が多い事務所は熱がこもりやすいため、ワンランク上の馬力が必要です。

大型複合機

窓の向きと大きさ: 西日が強く入る、または全面ガラス張りのオフィスは冷房効率が落ちます。

前面ガラス張りのオフィス

階数: 最上階は屋根からの熱気(輻射熱)の影響を強く受けるため、余裕を持った選定が必要です。

最上階

【早見表:事務所の場合の目安】

  • 25〜40㎡(約10〜15畳): 1.5馬力〜2馬力
  • 40〜60㎡(約15〜25畳): 2.3馬力〜3馬力
  • 60〜90㎡(約25〜40畳): 4馬力〜5馬力

業務用エアコンの容量選定「失敗しないための5つのポイント」

1. 「広さ(㎡)」だけで選ばないカタログの「目安畳数」は、あくまで「一般的な条件」での数値です。

  • ポイント: 窓が大きい、天井が高い(3m以上)、西日が強く当たる、といった条件がある場合は、目安よりもワンサイズ上の馬力を選ばないと、真夏に全く冷えないというトラブルに繋がります。

2. 「熱源」を計算に入れる

部屋にいる「人数」と「パソコン等の機器」も立派な熱源です。

  • ポイント: 人の出入りが激しいオフィスや、サーバー・複合機が常に動いている事務所では、それらが発する熱を打ち消すだけの能力が必要です。

3. 「用途」による負荷の違いを理解する

同じ広さでも、用途が違えば必要な能力は倍近く変わります。

  • ポイント
    • 事務所: 標準的な負荷
    • 飲食店: 厨房の火気や人の密度が高いため、事務所の約1.5倍〜2倍の馬力が必要
    • 理美容室: ドライヤーの熱やシャンプーの蒸気を考慮

4. 「将来のレイアウト変更」を予測する

今現在はちょうど良くても、将来的にパーティションで区切ったり、デスク(人数)を増やしたりすると、空気の流れが変わり、冷え方にムラが出ます。

  • ポイント: ギリギリの馬力でフル稼働させ続けると故障のリスクも高まるため、少し余裕を持たせた選定が、結果的にエアコンの寿命を延ばします。

5. 「既存配管」との兼ね合いを確認する

馬力を上げたいと思っても、壁の中を通っている「配管」の太さが足りないと、そのままでは設置できない場合があります。

  • ポイント: 単にネットで安い機種を買うのではなく、事前に**「配管サイズが対応しているか」をプロに診断してもらう**ことが、追加費用を抑える最大のコツです。

<施工事例>

2024年5月21日アップの施工事例でも紹介いたしましたが、「4馬力では夏場が暑い」というご相談をいただき、5馬力へ容量を上げて設置した事例がございます。
[東京都渋谷区・C様事務所の施工事例を見る]

容量ではございませんが、室外機のショートサーキットの事例はこちら

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